「これぞ、森道」マジックアワーを迎える市場

ライブを満喫したあとは、森道のもう一つの主役、市場を散策。「森道」は“海エリア”と“遊園地エリア”の2つの会場内に、「SAND MARKET」や「リトルオキナワ」といった16のテーマ別に市場が形成されており、合計300店以上の店舗が所狭しと並んでいます。見て回るだけでも1〜2日過ごせるくらい、かなりのボリュームなのです。

「SAND STAGE」周辺の「BEACH OF HEAVEN」には、店舗デザインもオシャレなお店が並びます。

「あっ、フェスっぽい!」と言いながら、シャッターを切る方もたくさんいました。

ときにはクラフトビールを楽しんだり

ぬかるんだ道をあえて選んで歩いてみたり

通りすがりに流れてきた「GLASS STAGE」の「Gotch & The Good New Times」リハーサルの音に耳を澄ましたりして

想い想いの時間を楽しむのが、フェスの醍醐味なのだと改めて実感します。

夕暮れ時を迎えると、会場全体の多幸感はさらに上昇。気温も上がってきたせいか、市場はより活発になっていきます。

「買う」と「売る」以外に「対話する」が選択肢に加わるのは、忙しない日常ではなかなか得られない光景。売り手も買い手もこの場をすごく楽しんでいるのが、見ているだけで伝わってきます。

それは、売り手が想いをギュッと込めて商品をつくっていたり、本当にオススメしたいと思って店頭に並べていたりすることから溢れる、「好き」を伝えようとする空気のおかげのように感じます。

300以上の「好き」が集まる空間があったら、それは確かに心地良くないはずがないよなと、思うのです。

そして、あっという間に日は落ちて。

遊園地エリアの賑やかな明かりが一層際立つようになっていきます。

夜になっても、さらに市場は賑やかに。

もちろん、遊園地エリアもライブステージは大盛り上がり。ジェットコースターを背景に構える遊園地STAGEのトリはChara

幻想的な雰囲気の中、「タイムマシーン」「Swallowtail Butterfly ~あいのうた~」「やさしい気持ち」など、大サービスのセットリスト。ロケに参加したスタッフの大半(※相変わらず、当日のロケ隊は全員男)が「これ、元カノがよく歌ってた」と語り、ひたすら感傷的になるシーンも。オレンジ色の遊園地の灯りが涙で滲むアクトとなりました。

心まで潤ったCharaの演奏を見終えると、遊園地エリアの退場ゲート手前には、ノンストップで音楽が鳴り続ける「MORI.MICHI.DISCO STAGE」が。

この日のトリを務めるTOWA TEIに多くのオーディエンスが集まり、屋外とは思えない熱気に包まれていました。これ、わかりますかね? 2階のテラス部分がDJブースになってるんです。そしてちょうど屋根のヘリの部分からフロアを囲むように、スピーカーが360°ついてて音圧もヤバい。気持ち良さは、踊り狂う大勢のオーディエンスが証明していました。

「SHARES」で迎える、愉快で静かな夜

こうして初日の演目は終わり、後ろ髪引かれる気持ちがありながらも、「また明日」と会場をあとにする参加者たち。遠くで光る観覧車が、さっきまで夢の中にいたかのような幻想を抱かせます。

喉カラカラの状態で「SHARES」に戻ったら、場内で会った友人たちを誘って、テラスでバーベキュー。一日の終わりに乾杯!
(これ全部「SHARES」でレンタルできちゃいます。なにこれ、便利すぎて怖い)

「誰見た?」「あの店行った?」といった“復習の時間”も、フェスの楽しみのひとつ。
(BGMはもちろんChara。ここで「Charaはすべての三十路男の元カノ」という名言も生まれました)

贅沢な時間を最後の最後まで堪能して、心地よい疲労と余韻を残したまま、一日目が終わりました。

ちなみに、この頃には外はだいぶ冷えていて、ちょっと湿気もあったと思うんですが、図らずも窓を開けていたら部屋の中から心地よい風が流れてきて、寒さもそこまで気にならなかったです。太陽光で部屋の空気をデザインするOMソーラー、こんな使い方もできるのね! って思いました。完全に仕事を忘れたグランピングでごめんなさい。
(キャンプ地でバーベキューされる際は、しっかり防寒してくださいね!)

『森、道、市場 × SHARES』presents「森道」イベントレポート。後編となる2日目は、6/5(月)公開予定! ENJOY MUSIC CLUBのインタビューやライブレポ、天候に恵まれた「森道」の様子をたっぷりお届けします。引き続き、お楽しみに!!!

次回は、6月5日に更新予定です